XRP(リップル)とは?
今回は時価総額4位にランクインしている
XRP(リップル)について解説していきます。
XRP(リップル)とは
XRP(リップル)とはアメリカの企業、リップル社が開発した
「リップルネットワーク上」で使用される仮想通貨です。
現在は「SWIFT」が国際送金の主流システムだが
安全に使用できる一方で送金に時間がかかり手数料も高いという課題を抱えている。
そこでXRP(リップル)は「SWIFT」が抱えている課題を解決して
新たな国際送金手段となる事を目指している。
そんなXRPですが、2020年から
「XRPは有価証券である!」とSECが提訴し裁判が続いていた。
しかし、2024年7月に「XRPは有価証券でない」と判決が下されています。
直近のファンダまとめ
そんなXRPですが昨年から好ファンダが続出!
「今年、大きな高騰を起こすのではないか?」と
XRPホルダーをはじめ、多くの投資家から注目を集めています。
ここからは、直近で発表されている
XRP関連のファンダをまとめたのでお話していきます。
①:リップル社が開発した「RLUSD」の発行
RLUSDとはリップル社が発行した
アメリカドル(USD)に価値が連動するステーブルコインで
国際送金や決済に役立つことを目的として開発されました。
RLUSDには以下のような特徴があります。
①価値が安定している
・他の暗号通貨(BTCやETH)は価格の変動が大きいですが、
RLUSDはドルと連動しているため、価格がほぼ一定です。
価格が一定という事は送金や取引の際に「価格の変動リスク」を回避できる。
②信頼性の高い設計
・リップル社は金融機関との連携が強く、
RLUSDも規制への対応を重視して設計されています。
そのため、銀行や企業も安心して利用できるステーブルコインとなっています。
③ 国際送金での活用
・RLUSDを使うことで、高速で低コストな国際送金が可能になります。
例えば「日本円をRLUSDに変換して海外に送金し、現地通貨に変換する」
という仕組みです。
この過程で銀行の中継を減らせるため、時間と手数料が大幅に節約できます。
④ステーブルコイン市場への進出
・RLUSDは、成長を続けるステーブルコイン市場において、
リップル社の存在感をさらに高めることを目的としています。
②:2025年突入後すぐ70億ドルの取引量
XRPは2025年突入直後、取引量が70億ドル(約1兆円)を超えました。
取引量が増えるという事は
XRPが今の市場で非常に活発に取引されていることを示しており、
投資家やトレーダーの注目を集めている証拠になります。
取引量が増えた要因として以下の3つが挙げられます。
①市場の期待感
2024年の好調な動きに続き、2025年もXRPに対する投資家の期待が高まっている。
②規制環境の改善
トランプ政権による仮想通貨推進政策や、
リップル社のステーブルコイン(RLUSD)などの新製品の成功が影響している。
③実用性の増加
XRPの技術は、国際送金などの現実世界での利用が進んでいて需要が高まっています。
③:SEC委員長・ゲンスラー氏の退任報道
現在、SEC委員長を務めるゲイリー・ゲンスラー氏が今月20日に退任となっている。
ゲンスラー氏は金融市場における投資家保護の取り組みを主導してきたが
仮想通貨への法的処置を積極的に実施して批判を集めていた。
ゲンスラー氏の退任報道は11月22日に発表され
直後にXRPの価格は高騰している。
これらの事実を踏まえて
20日のゲンスラー氏の退任以降
XRPの価格は高騰する可能性が非常に高いと判断できます。
今後期待される事
①:XRP(リップル)の更なる取引量の増加
XRPは、国際送金を速く安く行える技術として注目されており
今後、銀行や金融機関での採用が増えれば、取引量も増加していきます。
また、RLUSDのようなXRP関連の新規コインが誕生した場合、
XRPと併用して使用されるケースも増える事が予想できます。
②:RLUSDの取引量の増加
RLUSDはリップル社のエコシステムに基づいており、
XRPもその中核を担うのでRLUSDの利用が増えるとXRPの需要も高まります。
また、RLUSDの取引量増加に伴い
国際送金や決済でXRPが使われる頻度が高くなる事も予想されています。
③:ETF承認への期待
昨年12月、アメリカの資産管理会社が
XRPの上場投資信託(ETF)のS-1申請書類(FORM S-1)を、
米証券取引委員会(SEC)に12月2日提出した。
承認された場合、多くの投資家や資金の流入が見込まれます。
④:国際送金問題の解決
XRPは送金者と受取人を直接つなぐため、中継となる銀行を必要としません。
これにより、手数料削減とプロセスの簡略化が実現するので国際送金が数秒で完了します。
特に、金融機関や企業が採用を拡大すれば、国際送金の未来を大きく変える可能性があります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2025年に突入しても
XRPの勢いは増していると判断できます。
また、今月20日には
・ゲンスラー氏のSEC委員長退任
・トランプ大統領の正式就任
といった高騰に直結する出来事もありますので
引き続き、価格動向から目が離せない状態が続きます。
特にXRPホルダーの方は
利確タイミングを逃さないためにも
常にファンダを追っていきましょう!